夢がないのは悪いこと?
こんばんは!なっおーと申します!
だんだんとセミが少なくなってきたな~と感じる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、皆さん夢ってありますか?
一口に「夢」といっても2種類の「夢」があると思います。
まず一つは、世界一周旅行がしてみたい!とか、好きな芸能人に会ってみたい!というような、実現したい行動に対する夢。
もう一つは、プロのサッカー選手になりたい!とか、漫画家になりたい!、トリリンガルになりたい!というような、自分がなりたい人間像に対する夢。
どちらにせよ夢を叶えるために、人が貯金や勉強などの努力をすることに変わりはないのですが、今回私が書いていきたいのはどちらかというと後者寄りです。
少しだけ私自身の話をさせてください。
私は5歳の頃から高校生の部活を引退するまで、結構長い間バスケットボールに熱中しました。小学校の卒業文集にはプロのバスケットボール選手になりたいと書いてありますし、バスケットは私の生きがいといっても過言ではないくらい熱中しました。高校生くらいになると、プロになるほど頑張ることは正直できないかなと現実的に考えるようになっていましたが、それでも全国大会に出たいと、私の情熱の対象はバスケットにありました。
結局全国大会に出るようなことは叶いませんでしたが、引退したときは長いバスケット生活の区切りとしておおむね胸を張れる心持ちでした。
そんなこんなで、高校での部活動が終わると夢中になってきたバスケットから距離多くことになるんですね。
その後は幸いなことに大学進学をさせてもらったわけですが、ここで気づくんです、、
自分って将来何がやりたいんだ?もしかして何も考えずにここまで来ちゃったんじゃないの、、?
これに気づいたときにはだいぶ焦りました。高校生までは大好きなバスケットに夢中になっていたから気づきませんでしたが、いざそれがなくなると自分は一体何がしたいのかわからなくなりました。高校時代の同級生の中には、卒業をする前から明確な夢があって、専門学校へ進学をしたような人もいるのに、自分は将来のことを具体的に考えることを後回しにして、「とりあえず」大学に進んでしまったのかと、、、
「夢がないのが悩み。」なんだか最近よく耳にする言葉な気がしますが、まさにそういった状況になってしまいました。
このとき私は情けないことに、焦って就活サイトの適正診断みたいなものをいくつもやったり、「年収のいい職業」とか調べていました(笑)
当たり前ですが、こんなことでやりたいことが見つかるわけもなく、、、
そんな時、仲の良い信頼できる友人と二人で食事をする機会がありました。
その友人は結構大人な性格で、人から相談を受けやすい人柄なのです。私もちょっと軽い感じで、将来のことについて相談してみました。
すると、彼はこう答えました。
約20年生きてきて見つからなかった夢が急に見つかるわけないし、逆に夢が欲しいからって作りに行くのもおかしな話じゃない?
確かにそうだなぁとすごく納得したんです。焦ったところで意味ないなと思ったんです。それでちょっと気が楽になりました。
夢がないのは自分の短所だと思っていたけれど、そうではなくて自分と向き合わず、自分の興味のあることに挑戦しないことがダメなのだと気づかされました。
今現在まだ私にも具体的な夢はないけれど、興味のある仕事に関係するアルバイトをしてみたり、自分が周りから評価されるところは何だろうと考えることなどを通じて、少しずつ自分のやりたいことが見え始めています。
まあ先のことなんて正直何とも言えないし、どうとでもなるはずですけど!
私(友人から助言をもらう前の私)と同じような悩みを持っている方に、一つの意見として受け入れてもらえたら幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
ではっ!